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黒い稲妻のこと

久しぶりの記事がアレのことというのもなんですが。
今読んでいる万城目学さんのエッセイに例のアレとの戦記があって、それでふと思い出したことについて。

昔、ふと思った。
別に何をするわけでもないのに、みんなゴキブリに対して冷たすぎるんじゃないか?
たとえば蜂のように刺すわけでも、蛇のようにかむわけでもない。
さらに毒だって持っていないし人の命を脅かすわけでもない。
なのに人を刺して挙句の果てにかゆみまでもたらす蚊よりも軽蔑されている不遇の生き物である。

というわけで、問題点に関する考察。

ゴキブリの問題点はどこだろうか。
やっぱり一番はあのぬらぬらと輝く黒いフォルム?

もしもゴキブリが、ピーターラビットのようなくりくりとした愛らしい瞳のウサギのような姿をしていたら?
見つけたときの、ぎゃあ!という悲鳴は、きゃあ!という嬌声であったかもしれない。
しかし、昔母が洗濯機を覗き込んで恐ろしい悲鳴を上げたので、何事かと見てみたら洗濯機のドラムの底にネズミが死んでいたことがあった。よくみると愛らしいネズミでもやっぱり悲鳴を上げるのだから、どうやら見かけの問題ではないのかもしれない。

同じように輝く黒い甲虫、たとえばクワガタであったらどうだろう。
部屋に10cmくらいのクワガタが現れるとする。
真っ先に考えることは何か?

「うわこれ売ったらいくらになるのかな」
ちなみに現在クワガタやカブトムシはあんまり値段がつかない模様。

それはさておき、おそらくたいていの人はあわてず騒がず、
何らかの方法で捕まえて室外に逃がすだろう。

では、ゴキブリとクワガタのあいだに悠然と横たわるこの激烈な格差がどこから来るかといえば、おそらくその移動スピードであるに違いない。

ゴキブリの移動スピードは1秒で1.5mくらい。
時速にして5.4km程度。
あの小さな体で、人間のはや歩き程度の速度。
とはいえ、早歩き程度といわれるとあんまり早くない感じがするので人間サイズで換算してみる。


ヤツの体長が約3cmとして、たとえば身長160cmの人間に換算すると時速300km近くの速度で走っていることになる。
もう少し頑張ったら音速を超えてソニックブームを起こせる。
これは怖い。

カブトムシやクワガタも、こんなスピードで動き回っていたら今頃『カブジェットプロ』とかが発売されていたかもしれない。
たぶん誰もが全力で殺しにかかる。
というわけで、総括すると例のアレの問題点は見た目よりもスピードであるということに。
ゴキブリがゆっくり歩けばそんなに嫌われずにすんだのかもしれない。
とはいえ、今日からゴキブリが心を入れ替えてゆっくり動くようになったとしたら、人々はここぞとばかりに殲滅にかかるに違いない。

話は変わって、
ゴキブリは害はないと思っていたけれど、wikipediaを読んでいたら、
『活動する人を襲って傷つける事はないが、就寝中などに噛まれる事例もある。』
という衝撃の一文を見つけてしまったので今日からは積極的に退治していこうと固く誓いました。

退治するのに一番いいのはお湯らしいですね。
摂氏50度以上の環境では生きられないため即死させることが可能だとか。(wikipediaより)
アルコールを使用する方法もありますが、アルコールは引火しやすい上に火が付いても炎が見えづらくて知らない間に火が広がってるなんてこともあるので、ぶちまけるときは気をつけましょう。
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